「ふうちゃん、お散歩いこう~」

朝、みんなが出かけるとふうの番です。
ところが、最近は朝もゆっくりしていると暑くて大変。

いつもの道でいつものお散歩が、一番ふうの心が落ち着くようです。
たまには、ちょっと足を延ばしてもみますが、
そんな時は、午後のお散歩は控えめにしています。

さて、折りたたみ傘です。
折りたたみ傘の練習のおかげで、
ちょっとずつ、ちょっとずつ、進化しています、ふうの気持ちと私の気持ち。
地球の片隅で。

23日の記事から、
そして、3日目
傘の柄を持って動かしても、昨日のように逃げなかったので、
いよいよ傘を肩にかけてみることにしました。
傘は肩にかけますが、背中側に背負うようにして、
正面から見たら、傘は河童の甲羅のような状態です。娘が悪戯で傘をさした日、ふうがずっと娘に近づかなかったので、
傘を差すことにはとても抵抗がありました。
ですから、ふうが離れている所なら開いた傘の怖さも違うかとも思い、
ソファから、こちらを気にして見ているときに、差してみることにしました。
私の身体はふうに対して斜めに向けています。
顔はやや下向き、ふうの表情を横目で見ながら、
時々、目をパチパチしたり、ペロッと舌をカーミングシグナルを出してみたりしながら、
ゆっくり、ゆっくり、傘の柄に手をかけます。
そして、ゆっくり、ゆっくり傘を持ち上げ肩にかけました。
こちらを見ていたふうは、離れているのに、首を伸ばして、目がまん丸になっていました。
少しして、ゆっくり、ゆっくり傘を下ろしました。
ここで、少し時間をあけました。
そして、開いた傘の側に私が座っているところから始めました。
23日、
Eggiさんにコメント頂いたように、
開いた傘の中でふうがオヤツを食べるところまで、復習を2回しました。
そして、また、離れた場所からふうが見ているところで傘を肩にかけました。
ゆっくり、ゆっくりです。
私の手には、ふうの大好きなアイスです。
ふうは、来てくれるのでしょうか。
ふうの迷っている様子がわかります。
まるでおしゃべりワンコの物思いの記事
1.オヤツの質よりも愛の質♪ の中のワンコさんそのものの動きや表情です。
でも、とうとう来てくれました。
最後は意を決したような態度でやってきました。
ふうが来たとき私は「いい子ね~、大丈夫だよ~

」の歌を歌っていました。
今日もほぼ同じ練習でしたが、私の気持ちが違います。
1.オヤツの質よりも愛の質♪ ワンコさんが恐怖する対象【マイナス経験で恐がるようになった…、慣れていないから恐い…、他】
を克服する活動力としてオヤツを使うなら、オヤツで釣っている事にはならないでしょう~迷いはありません。
ふうの側で傘を差せるようになるまでには、
また、すこし時間がかかりそうです。
かなり信用されていると思っていたのですが、
怖がりワンコのふうに心底信用してもらえるまでには、
もう少し時間がかかりそうですね。
私の焼くパンも時間がかかるんです(;^_^A
3日かけて生の苺や干しぶどうなどから酵母を起こし、
この酵母から、また、数日かけて、パンの種を起こします。
種ができあがるまでまた3日C= (-。- )
できた種は熟成を待ち、やっと使えるパン種になります。
パン種を使い中種を起こすのに1日かかります。
この中種と粉を朝こねて、
1次発酵をしてベンチタイムをとったりして成形発酵です。
そして、やっと焼成、焼き上がるのは夕方です。
でも、焼きあがってみたら、失敗、なんていうことも以前は結構ありました(T▽T)

目に見えない酵母が住むパン種の熟成具合は、
自分の五感に頼ります。
なんとも、あやふやなパンなんです。
始めは失敗ばかりで、すっぱくて食べられないパンも随分つくりました。
でも試行錯誤していくうちに、やっと国産小麦の旨味を引き出せて、
食べられる美味しいパンを作れるようになりました、手前味噌ですけどね(^_-)v。
パン作りも忍耐というところは、ワンコとつきあう気持ちと同じです。